実施日

2014年03月21日(金)~2014年03月28日(金)

内容

国際交流協定にもとづき、第11回ハバロフスク地方労働組合団体連合会の代表団(コノネーンコ・ガリーナ団長以下5名・通訳含む)が、3月21~28日の日程で来日されました。

新潟市表敬訪問と連合新潟・労福協との交流

第10回 ハバロフスク地方労働組合団体連合会代表団来日 (1)
第10回 ハバロフスク地方労働組合団体連合会代表団来日 (2)

今回の交流は、2013年10月に計画していたものが、昨年8月のアムール川の大洪水により多くの組合員が被災され、非常事態宣言が発令され、労働組合としてその対策にあたるため交流が延期となっていたものです。
これまで46年間の交流の歴史では、ハバロフスク労組の代表団は男性中心でしたが、ハバロフスク連合会の議長に初めて女性の議長が就任されたこともあり、今回はメンバー全員が女性という代表団で来日されました。

交流日程の最終日となる3月27日、篠田新潟市長の招待により新潟市役所を表敬訪問し、来年は姉妹都市提携50年を迎えるにあたり、さらに両都市間の友好・親善に向けた交流を深めていくことなど意見交換されました。
また、連合新潟の女性役員を中心とした交流会では、「なぜ、ハバロフスクでは経営者や労働組合の役員に女性のトップが多いのか」、「家庭の仕事や育児と労組役員との両立の秘訣は?」など、聞けば聞くほど、日本の男性たちにとっては、耳の痛い遅れた日本社会という姿が浮き彫りなった交流会でありました。

歓迎夕食会

第10回 ハバロフスク地方労働組合団体連合会代表団来日 (3)

歓迎夕食会には、来賓として、ロシア総領事館よりアレクニクス・ロマン副総領事を招き、連合・労金・総合生協・労福協等役員と盛大な交流会が開催されました。1966年交流協定締結以来、新潟県労福協に引き継がれて今回で11回目の訪日となります。47年間に及ぶ長い歴史と伝統に支えられ、さらに友好と連帯を深め、両国の労働者の幸せと組織の発展のための力合わせを確認した有意義な交流会となりました。
また、東京、京都を訪れ日本の文化・歴史・習慣などに触れ、日本食の美味しさにビックリし、新潟では弥彦温泉で初めての日本旅館と温泉、浴衣を体験し日本を満喫し帰国しました。