実施日

2014年05月23日(金) 

内容

2014年5月23日(金)から5月28日(水)まで6日間の日程で、中国 黒龍江省を訪問し、黒龍江省総工会の役員と交流してきました。
訪問団は新潟県労福協 大瀧幸二事務局長を団長とする6名で、ハルビン市、鶏西市、北京を訪問しました。メンバーは以下の通りです。

団 長 大瀧 幸二 新潟県労働者福祉協議会 事務局長
団 員 渡邊 明 日本ケミコン労働組合 新潟支部執行委員長
星野 雄一 北越メタル労働組合 執行委員長
本多 敏行 新潟県労働金庫 高田支店長
船岡 幸博 新潟県総合生活協同組合 内部統制事務局部長
塚野 秀一郎 JP労組新潟連絡協議会 事務局長

黒龍江省総工会との懇談会

中国に着いた日の夕方から、黒龍江省総工会のお招きで黒龍江省総工会が経営するハルピン市内「工会大厦ホテル」(四つ星ホテル)の豪華絢爛な大広間で懇談会とその後、歓迎夕食会を行いました。
総工会からは、候 純禄 常務主席(副主席)、孫 傳信 国際部長(2008年に代表団で新潟を訪問)、章 耀南 国際副部長、劉 艶華(女性) 国際部副調研員、機関紙部役員の方々が参加しました。
候 純禄 常務主席から歓迎の言葉と黒龍江省総工会について説明と参加者の紹介がありました。

<黒龍江省総工会は>、黒龍江省の総労働者数848万人中832万人が加盟(組織率98%)していて、13支部と23単産、6,900の組合があります。
労働者の権利と労働条件、生活を守ることが目的で、労働者たちを助けるため企業との団交、賃金アップの指導、労働環境改善などディーセントを重視した活動を展開しています。国際交流は、隣国を優先し新潟県労福協と連合北海道と定期交流をしている他、今までに58ヵ国との交流がありました。
今後も、新潟県労福協との交流を更に深めたいと希望し、両国の友好関係に役立ちたいと考えます。滞在中、ゆっくりと観光し、有意義な訪問となるよう祈ります、との挨拶がありました。
○新潟県労福協を代表して、大瀧団長が歓迎に対するお礼と団員の紹介、活動の報告を行いました。
○その後、双方からの質問や活動の紹介など和やかな懇談が続きました。

終わりに・謝謝

日本と中国は政治的には尖閣湾、戦後補償、ベトナム問題、反日抗争などいろいろな課題を抱えた情勢下での訪中でしたが、黒龍江省側の紳士な歓迎と対応で非常に充実した有意義な訪中でした。
中国の産業進化、近代化は目を見張るものがありました。一般の市民は日本に対する反日感情は少なく、国民が政府に対する不信感、反政府運動を他に向けさせるために扇動しているとのことです。
北京のガイドの話では、ここ数年日本への観光客が非常に増えているそうです。
6日間でしたが、ハルピン、鶏西市、万里の長城、オリンピックパーク、天安門、紫禁城、故宮博物館などさまざまな歴史、名所、旧跡に触れ、まだまだ報告しきれませんが、凝縮した中国文化と歴史の一端を見れたような有意義な訪中と交流が持てました。
5月中にもかかわらず、ハルピンは27~28°、北京は35~36°で熱烈歓迎と気温で熱い・熱い中国でした。
同行していただいた代表団のみなさんと仲良く、楽しく、有意義に無事に訪中できたことと、この伝統ある交流を育んで長く続けていただいた諸先輩、送り出していただいた団体の方々に感謝いたします。 謝謝!!

第13回 中国・黒龍江省総工会訪問団を派遣(1) 第13回 中国・黒龍江省総工会訪問団を派遣(2) 第13回 中国・黒龍江省総工会訪問団を派遣(3)