実施日
2018年06月20日(水)
内容
6月20日(水)新潟東映ホテルにおいて、県労福協第39回定時総会が開催され、会員団体から129名が参加しました。
主催者を代表して、齋藤理事長から
「2007年にスタートしたライフ・サポート事業により、県労福協の事業は、それまでの会員相互の親睦と国際交流が中心という、事業から大きく変化した。その後は、「ろうきん福祉財団」の財政的支援による人材育成、パーソナル・サポートサービス事業(現在の生活困窮者自立支援事業)、よりそいホットラインやフードバンクの取り組みなど、さまざまな事業に関わるところとなった。
県労福協は、1988年、連合新潟結成の前年にスタートし、本日、創立30周年の記念祝賀会を開催します。中央労福協が間もなく70年を迎え、東部ブロックが一昨年50周年を超え、全国の労福協組織は新潟より長い歴史がある。逆に新潟は浅い歴史の中で、余地・伸びしろが多かったことで新しい取り組み・事業に柔軟に取り組めたのではないか。
2007年以降、様々な事業に関わることにより、多くの団体との連携が生じたこともあり、連合・労金・総合生協の3団体中心の県労福協は、現在14団体まで会員数が増えた。
そして、様々な団体との連携による取り組み・事業は「まきこみ型」であり、「まきこみ型」は、お互い様。
一つは、得意分野での力の発揮・・・餅屋は餅屋
二つは、動きながら考える・・・外への刺激と外からの刺激
三つは、ともに進める・・・支えあい、助けあう
「人」とのつながりは、「まきこみ型」の活動とともに拡大し、強固になっていくのだと、その必要性を痛感した。
今後も、これまで培った「まきこみ型」の運動スタイルでの、事業の継続・発展を期待する。」との挨拶がありました。
総会では、2017年度の事業報告、2018年度事業計画の報告、2018年度収支予算報告を行い、2017年度の決算報告の承認と監査報告、組織事情で6人の辞任があり改選年ではありませんでしたが、5名の理事・1名の監事が交代し新役員が承認されました。
総会後の理事会において、齋藤敏明理事長が代表理事を辞任し、新理事長に牧野茂夫氏(連合新潟会長)、副理事長に齋藤敏明氏(連合新潟顧問)が選任されました。
第2部の、県労福協創立30周年記念講演は、賀川記念館の西参事から「共済の父・労働組合の母 賀川豊彦の思想と実践について」と題して、賀川豊彦氏の偉大な足跡が述べられ、その思想が現在においても脈々と流れている実態を参加者全員で共有しました。
特に、アトラクションとして、古町芸妓の皆さんから祝いの舞(四季の新潟春夏秋冬・お祝いさわぎ)を披露いただくとともに、ヤングキャベツ(フィードバンク大使)から爆笑コントを披露していただき、大変楽しい祝賀会となりました。