実施日

2020年01月23日(木) 

内容

 1月23日(木)県労福協は、花角知事を訪問し労働者福祉に関する要請書を提出しました。
 要請内容は、①東日本大震災の被災者・避難者の支援について、②格差・貧困社会の是正、セーフティーネットの強化について、③「奨学金問題」の改善について、④フードバンク活動の促進について、⑤若年層に対する金融知識(金融リテラシー)の教育体制の整備についての5項目でした。
 重点的には、①生活困窮者支援事業では、制度の充実と相談員の処遇改善(賃金。契約期間など)に向けた取り組みの強化、②奨学金問題では、県独自の給付型奨学金の継続と給付型および無利子の融資の拡大、「奨学金ネットワーク」に対する支援要請、③フードバンク活動では、フードドライブの定期的な県庁での開催、企業・団体からの食料支援がスムーズに行われる制度改正と地方自治体としての取り組み、などの要請を行いました。
 花角知事からは「労福協には、生活困窮者支援事業や、フードバンク活動などに尽力頂き感謝申し上げる。要望内容を十分検討して来年度予算に反映させたい。」との前向きな回答がありました。

―出席者―
 新潟県・花角知事、土田福祉保健課長、水品児童家庭課長、新井廃棄物対策課長、新井食品・流通課長、藤井高等学校教育課長、髙橋労政雇用課長
 労福協・牧野理事長、齋藤副理事長、小野塚副理事長、間専務理事

2020年度(令和2年度)労働者福祉に関する要請書